ストロボ光の計算、

ストロボ光の計算

ストロボ光が被写体まで届かないと、ストロボとして撮影したとしても被写体が暗く写ってしまいます。

 

ストロボ光は何メートルの範囲内ならばかしこくたどり着くのか、そして適正な露出にするためには絞り値をどれくらいにいいのか考えてみます。

 

 

ストロボ光がどれくらいまで近付くかについては、数式によって計算することができます。

 

まず自分のカメラのストロボについているガイドナンバーをチェックします。

 

ガイドナンバーとはストロボの光の強さを示している単位です。

 

数値が大きければ大きいほどストロボの光が強くなります。

 

ガイドナンバーは文言に記載されている場合がほとんどですから確認してみてください。

 

記載がないときはメーカーに確認してみてください。

 

簡単な数式によって適正な距離と絞り値を計算することができます。

 

ガイドナンバー/絞り値=距離(メートル)
ガイドナンバー/距離(メートル)=絞り値
数式は以上の通りです。

 

この場合のガイドナンバーはISOの感度を100としていることを知っておいてください。

 

本当に数値を入れてみると、たとえばガイドナンバーが「8」のものがあった場合、絞り値を「4」に設定すると距離を「2m」と計算されますから、被写体までの距離が2mくらいのものが適正な露出になるということです。

 

このようなことを知っているとマニュアルでストロボを設定するときに便利です。

 

カメラの機種によってはオートでしかストロボ発光できない機能のものがあります。

 

この場合はISOの感度を激しくするか、被写体に近づいて距離を調整して撮影するようにしてください。

 

 

 

ストロボの構造

ここではストロボの構造について確認してみたいと思います。

 

ストロボが光を表すことが出来るのは、ストロボの中に「放電管」があるからです。

 

雷がとれる現象によく似ています。

 

最初に電気をコンデンサーに溜めて置き高電圧へ変換して電極の片方から向き合っているさほどの電極にかけて放電する際に「光」となって現れます。

 

ストロボの中を見てみるとガラス管が見える。

 

これが放電管です。

 

 

ストロボの光には特徴があります。

 

ひとつ目は「閃光」になっていることです。

 

閃光と言うのは一瞬の光を指していて光っている時間はとても少ないです。

 

2つ目は稲妻のように「青白い光」になっていることです。

 

これは色温度が高いために起こる現象です。

 

閃光はシャッタースピードより速くて一段とシャッターを全開にした状態でなければ写すことができません。

 

このようにタイミングを合わせることをストロボの「同調」と言います。

 

一眼レフなどの高速シャッターではスリット式になっているため全開させることはできません。

 

この場合は全開出来る範囲の最高速度をシンクロとして示しています。

 

色温度は光の色を数字で示したものです。

 

単位は「K」(ケルビン)です。

 

朝の光や曇りの日で9000Kくらい、晴天の日の昼間で6000Kくらい、夕日が3000Kくらいとなっています。

 

この数値がおっきいほど青白くて酷いほど赤くさい光となっています。

 

カラーフィルムなどの場合はある程度の色温度で最適な色になるように作られていて、数値は箱に記載されています。

 

 

 

光源の違い

写真を撮るときの光の質によっても写真の写り具合は変わってきます。

 

自然光つまり太陽の光による場合と、ストロボによる場合まずは無論温度や発光時間、光の特徴なども違ってきます。

 

それぞれ比較していきたいと思います。

 

 

ともかく光源を「太陽」とした場合。

 

色温度としては3000Kから9000Kくらいだと思います。

 

発光時間は太陽なので無現です。

 

特徴としては、太陽光は天からの平行光線ですから光が表側から平行に入ってきます。

 

そのため被写体のバックにまで光が周りこみます。

 

光自体は強靭ものではありません。

 

一際曇りの場合は瑞々しい光になります。

 

晴れの場合けれども光は窓から拡散光として入ります。

 

色温度についても夕日を除いて5000Kから6000Kくらいで安定しています。

 

太陽光の一番の特徴としては、定常光であることです。

 

そのおかげで自由にシャッタースピードを選択することができます。

 

 

次に「大型ストロボ」を光源とした場合です。

 

光源は放電管になります。

 

色温度としては5000Kから9500Kくらいになります。

 

発光時間は125分の1から3000分の1秒です。

 

この大型ストロボは写真館などで撮影するときにお目にかかるものです。

 

大型なのでかなりの光量があることを特徴としていますが、通常は発光しないで拡散した光を使っています。

 

ディフューザーを使って発光面積を大きくして拡散した平行光線にすることができます。

 

ストロボのため閃光になりますが、1000分の1秒で発光させることも可能それで、太陽光ものの光を得ることができます。

 

 

次に「小型ストロボ」を光源とした場合です。

 

光源は放電管になります。

 

色温度としては7500Kから15000Kくらいになります。

 

発光時間は1000分の1から20000分の1秒です。

 

小型ストロボでは10000Kを超える青白い光がほとんどで閃光時間は9000分の1秒です。

 

小型ストロボでは光量がしょうもないため反射鏡をつけて光を無駄にしないようにして、集光レンズをつけて光を遠くへとばすようにしています。

 

そのため光は集光となって発光面積も小さくなります。

 

 

 

小型ストロボ

小型ストロボについて欠点を挙げていきます。

 

一部目は光が青いことです。

 

小型ストロボの場合やっぱり光が青いです。

 

多少なりともガイドナンバーの数字がものすごく当てはまるように工夫しているためだと思います。

 

2つ目は発光時間が少ないことです。

 

シャッターとかしこく同調していれば大丈夫だという人もいます。

 

何万分の1秒ほどの光を使うことで羽ばたく昆虫の姿を写すことも可能になります。

 

但し閃光時間が短すぎてしまうとフィルムの感度やカラーバランスが崩れてしまいます。

 

殊更リバーサルにおいて影響を受け易くて色が青味に近くコントラストが硬くなり易いです。

 

スローシャッターが過度の場合起こってしまう相反則不軌と同じようなものです。

 

3つ目は点光源の強い光になることです。

 

カメラに内蔵されているストロボ光は点光源です。

 

そのため背景にまで光が行き届かないのでバックが暗く写ってしまいます。

 

顔の真正面から集光を通じて被写体にストロボをあてるので懐中電灯で照らした感じでお化けの顔を照らすようになってしまいます。

 

このような場合ストロボに白い布をかければいいという人がいます。

 

これは白い布をかけることで光を拡散させるという方法です。

 

ただし実際には色温度しか変わりません。

 

さほど拡散光や軟らかい光になったわけではありません。

 

結果として光量が鎮まり絞りを開いたことで背景を明るくすることができる場合もありますが、一般的に点光減は手強い光のままとなっているのです。

 

 

 

小型ストロボその2

小型のストロボについて大体わかったところで、小型ストロボの使い道について説明したいと思います。

 

小型ストロボの光だけを使って素晴らしい写真を撮ることはできません。

 

小型ストロボは徹頭徹尾補助光として使います。

 

補助光として扱う方法としては、ひとつ目が「フィルインライト」です。

 

人の顔に影が出てしまうときなどに使います。

 

メインの光源を太陽光としておいて、影を弱めるためにストロボを弱めに取り扱うのです。

 

2つ目は「逆光補正」です。

 

屋外で写真を撮影するときに太陽をバックにすると人の顔が真っ暗になって仕舞うことがあります。

 

このようなときにも小型ストロボとしてうまく撮影することができます。

 

3つ目は「キャッチライト」です。

 

人の眼の中にキラリと光って言えるように光の点を入れます。

 

日本人の場合、黒目それで眼が暗く写って表情も暗くなってしまうのでそれを防ぐために取り扱うことがあります。

 

芸能人などが撮影するときによく扱う手法です。

 

4つ目は「デイライトシンクロ」です。

 

昼間や夕方などに補助光線としてストロボを使う方法です。

 

逆光補正と同じ撮り方をします。

 

これらのテクニックは初心者には難しいと思います。

 

一眼レフの場合Xが250分の1以上必要になります、ストロボの場合もガイドナンバーが20必要になります。

 

初心者の場合、デイライトシンクロの機能がついているカメラを貰う方がいいと思います。

 

もう一度言うと強制発光の機能がついているものなら、必ずストロボをたいて偶然きれいに写ることもあるかもしれません。